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[dbjapan] 2005.7.1 <第9回S-ITワークショップのプログラムおよび参加募集>
日本データベース学会の皆様,
ACM SIGMOD 日本支部の皆様,
<第9回空間ITワークショップ>を企画いたします.
ご興味がありましたら参加ください.
また,興味のありそうな方へ以下の案内を転送していただけ
ましたら幸いでございます.
どうぞよろしくお願いいたします.
有川@東大CSIS
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<第9回 空間ITワークショップ>
小特集:「ジオセントリックとエゴセントリック・マッピング」
今回は「ジオセントリックとエゴセントリック・マッピング」
というテーマのもと,測地地図を中心とした,再利用性の高い
空間データとして情報を一元的に管理する枠組み(ジオセント
リック・マッピング)と,今後期待される,空間情報サービス
のパーソナライゼーション・分かりやすさ・使いやすさ・記憶
しやすさの枠組み(エゴセントリック・マッピング)に関して
考えてみたいと思います.2つの枠組みのそれぞれの意義に関
して,地図とユーザインタフェースのそれぞれの進化と,その
2つの融合の現状と将来像を議論したいと思います.空間情報
は,データの面からはかなり高度化し,整備も進んでいる一方,
それを利用する人間とコンピュータシステムのインタフェース
に関しては未開拓であると考えられます.結局,人間への情報
伝達がスムーズに行く,つまり,人間とコンピュータシステム
が抵抗無くつながり,空間情報を超人的に扱えるようにするこ
とが空間ITの1つのゴールであり,人間-機械-コミュニケーシ
ョンを軽視した空間ITサービスは大量消費にはつながらないで
しょう.
今回の研究ワークショップでは,招待講演者として,ユーザ
インタフェースの権威である増井俊之先生(産総研)と,空間
認知の権威である新垣紀子先生(成城大学)をお招きします.
増井先生はさまざまなソフトウェアツールで大変有名ですが,
身近な例ですと,ケータイ電話の漢字変換のフロントエンド
での予測型インタフェースは,増井先生の発明です.また,
増井先生は,シームレスな詳細度自動制御を考慮した3D都市
情報空間システムを1990年代の初めにすでに開発しており,
そのデモを見せていただいたときは,大変びっくりしたのを
思い出します.このように,増井先生はいつも先進的研究活動
をなさっており,実際のご講演でも面白い内容になることは
間違いありません.また,是非,増井先生のホームページ
<http://pitecan.com/>をご覧ください.
新垣紀子先生は,「方向オンチの科学」(ブルーバックス)
で皆様ご存じだと思います.今回は,日用品のユビキタスマッ
ピングの観点から,最新の研究内容をご紹介いただく予定です.
さらに,GIS業界のベンチャー会社として,第17回中小企業
優秀新技術・新製品賞を受賞した株式会社ジャスミンソフトの
社長の贄良則様に,受賞したソフトウェアツール「JasmineSoft
Harvest」の開発の経緯と展望に関してご講演をいただきます.
もちろん,一般研究発表も期待できます.
すべての講演と発表では,質議の時間を十分に持つ予定に
しておりますので,一方向の発表会ではなく,有意義な研究交流
の場になると思います.
皆様,奮ってご参加ください.
GIS学会 空間IT分科会 代表
有川正俊(東京大学 空間情報科学研究センター)
http://www.s-it.org/
office@xxxxxxxx
********************************
参加ご希望の方は,office@xxxxxxxxへご返信ください.
********************************
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<第9回 空間ITワークショップ>
特 集:「ジオセントリックとエゴセントリック・マッピング」
主 催:地理情報システム学会 空間IT分科会
東京大学 空間情報科学研究センター(CSIS)
日 時:2005年7月1日(金) 13:30〜18:00
(受付は,13:00より開始いたします.)
会 場:東京大学 柏キャンパス
総合研究棟 570号室(5F)
住 所:千葉県柏市柏の葉5-1-5
会場案内:
[電車の場合]
・JR常磐線・地下鉄千代田線 柏駅よりバス約20分
・東武野田線 江戸川台駅よりバス約10分(本数が少ないのでご注意ください)
[高速バスの場合]
・東京駅から東武バス・JRバス 柏の葉公園・江戸川台行き
「国立がんセンター」バス停下車徒歩3分
[車の場合]
・常磐自動車道「柏インターチェンジ」より約5分
地図:<http://www.csis.u-tokyo.ac.jp/japanese/about_csis/location.html>
参加費:無料 ただし,予稿集代1000円,申し受けます.
講演時間:招待講演(発表40分,質議20分)
招待講演mini(発表25分,質議15分)
特別講演(発表20分,質議10分)
一般講演(発表15分,質議10分)
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[プログラム]
13:30-13:35 <SIT09-1-0>
「開会のあいさつ」
有川正俊(東大 CSIS)
<セッション1:一般講演と特別講演[13:35-15:50]>
13:35-14:00 <SIT09-1-1>
「HSI色空間とステレオ投影の融合空間を用いた斜面ベクトルの
可視化による断裂系抽出手法」
中村貴子(東大 地球システム工学専攻)
14:00-14:25 <SIT09-1-2>
「写真と注釈のユビキタスマッピングとデータ相補発展」
○藤田秀之,有川正俊(東大 CSIS)
14:25-14:50 <SIT09-1-3>
「実空間とWeb情報空間から収集したパーソナル空間情報の
記述,発信,閲覧のためのフレームワークの提案」
○白石陽,有川正俊(東大 CSIS)
14:50-15:15 <SIT09-1-4>
「実世界の現象の一般時間関係」
太田守重(国際航業株式会社)
15:15-15:45 <SIT09-1-5>
(特別講演)
「アプリケーション自動生成のトレンドと課題」
贄 良則(株式会社ジャスミンソフト)
15:45-16:00 休憩
<セッション2:招待講演と総合討論[16:00-18:00]>
16:00-17:00 <SIT09-1-6>
(招待講演)
「シームレスなユーザインタフェースと実世界情報サービスの可能性」(仮)
増井俊之(独立行政法人 産業技術総合研究所 情報技術研究部門)
17:00-17:45 <SIT09-1-7>
(招待講演mini)
「人はどれだけのモノに囲まれて生活しているのか?
—身の回りのモノの数とモノの探索プロセス—」
新垣紀子(成城大学 社会イノベーション学部)
17:45-18:00 <SIT09-1-8>
(総合討論とまとめ)
「ジオセントリックとエゴセントリック・マッピング」
有川正俊(東大 CSIS)
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講演概要:
13:35-14:00 <SIT09-1-1>
「HSI色空間とステレオ投影の融合空間を用いた斜面ベクトルの可視化に
よる断裂系抽出手法」
中村貴子(東大 地球システム工学専攻)
概要:傾斜方向と傾斜量の空間的分布を同時に表現するために,
傾斜面の法線ベクトルをHSI円錐カラーモデルの底面に描いた
ウルフ網上の点に対応させることにより,斜面ベクトル図を
作成した.この図は,単独で傾斜方向,傾斜量,地形の変化を
表現することが可能である.豊肥地域において実際の活断層図
と斜面ベクトル図を比較すると,かなりの精度で線形構造など
の特徴的地形を抽出でき,新たに断裂系の可能性のある地形も
抽出できることが分かった.さらに,斜面ベクトル図の立体視対
を作成し立体視することで,断層や環状構造などの特徴的地形が
より容易に認識できる.斜面ベクトル図は,様々な解像度のDEM
から容易に作成することが出来る.
14:00-14:25 <SIT09-1-2>
「写真と注釈のユビキタスマッピングとデータ相補発展」
○藤田秀之,有川正俊(東大 CSIS)
概要:本論文は撮影位置や撮影方向等の情報を持つデジタル写真に
対して,ラベルやコメントとして入力された実世界の対象や場所
に関する情報を,Web上での協調作業により空間的に組織化し共有
する手法を提案する.写真が持つ地理座標に基づいて写真集合内
でラベルを相互に伝播させる枠組みは有用であるが,同一地点か
ら撮影した写真であっても,異なる方向を撮影していれば異なる
対象が写っているため,一方の写真が持つラベルデータが他方の
写真に適切であるとは限らない.そこで提案手法では,まず写真
に入力されたラベルを収集し,それらの空間関係に基づいてラベ
ル対象の地理座標を決定する.続いてラベル対象の地理座標と写
真が切り取る空間の包含関係に基づき,ラベル対象が写っている
と考えられる写真にそのラベルを伝播させる.提案手法をラベル
共有システムとして実装し,ラベルの共有,ラベルを利用した写
真の検索,および写真上の適切な位置へのラベルの配置を実現した.
14:25-14:50 <SIT09-1-3>
「実空間とWeb情報空間から収集したパーソナル空間情報の
記述,発信,閲覧のためのフレームワークの提案」
○白石陽,有川正俊(東大 CSIS)
概要:本論文では,実世界およびWeb情報空間で記録,体験したパー
ソナルな空間情報を記述,蓄積,発信,閲覧するためのフレーム
ワークを提案する.本フレームワークは, Web情報発信の枠組み
の一つであるRSS (RDF Site Summary) に基づいて,個人の空間的
な経験を記述する.さらに,タイムリーな空間情報を閲覧するため
のツールとして, spatial RSS viewer を実装する.
14:50-15:15 <SIT09-1-4>
「実世界の現象の一般時間関係」
太田守重(国際航業株式会社)
概要:実世界に生起する現象の時間関係としては,Allen(1983)が提案
した13種類の関係が有名であるが,これらの関係にはたとえば分離
や吸収合併といった,日常よく使われる関係は含まれない.この発表
では時間をnominal, ordinal(partial, total), interval, ratioの
4つの尺度でとらえ,また,個々の時間現象を時間グラフ上に定義
する高階グラフの高階エッジとして定義することによって,時間関係
の一般化を図る.この一般化された時間関係はAllenの関係を包含し,
より多くの時間関係を記述することが可能になる.
15:15-15:45 <SIT09-1-5>
(特別講演)
「アプリケーション自動生成のトレンドと課題」
贄 良則(株式会社ジャスミンソフト)
概要:IT 業界では「短納期・低コスト・高品質」を実現する手段として
アプリケーションの自動生成技術に注目が集まっている.その背景には
中国・インドへのオフショア開発の増大や,発注者と開発者の仕様調整
の限界,現場の疲弊など多くの問題がある.本講演では自動生成技術の
現状と方向性を解説するとともに,地図表示機能などの自動生成までを
実現した「JasmineSoft Harvest」の紹介を行なう.
16:00-17:00 <SIT09-1-6>
(招待講演)
「シームレスなユーザインタフェースと実世界情報サービスの可能性」(仮)
増井俊之(独立行政法人 産業技術総合研究所 情報技術研究部門)
<http://pitecan.com/>
ご略歴:
1982年 東京大学工学部電子工学科 卒業.博士(工学) (東京大学)
職歴:
1986年〜1989年 シャープ(株) コンピュータシステム研究所
1989年〜1991年 カーネギーメロン大学 機械翻訳研究所 客員研究員
1991年〜1995年 シャープ(株) 情報技術研究所
1996年〜2003年 (株)ソニーコンピュータサイエンス研究所
2003年〜現在 独立行政法人 産業技術総合研究所 情報処理研究部門
学会活動等:
2003年〜 情報処理学会 理事
2002年〜 情報処理学会 学会誌編集委員
2001年〜 情報処理学会 ヒューマンインタフェース研究会 主査
1998年〜 日本ソフトウェア科学会 学会誌編集委員
2002年〜 日本ソフトウェア科学会 インタラクティブシステムとソ
フトウェア研究会 主査
2003年〜 ヒューマンインタフェース学会 理事
17:00-17:45 <SIT09-1-7>
(招待講演mini)
「人はどれだけのモノに囲まれて生活しているのか?
—身の回りのモノの数とモノの探索プロセス—」
新垣紀子(成城大学)
概要:ある家庭にあるすべてのものをリストアップした生活財調査を
手がかりにして,人がどれだけのモノに囲まれていて,それが
家の中にどのように配置されているのかと言うことを分析した.
この「生活学」からの知見は,人を取りまくモノの世界のあり
ようを明らかにするとともに,ユビキタス環境において人を支
援するサービスを検討するための材料として利用できる.
さらに人がどのように自分のモノを管理しているか
を検討する一例として,探し物の探索過程の実験結果を交えて
報告する.
ご略歴:1990年大阪大学大学院基礎工学研究科博士前期課程修了.
同年日本電信電話株式会社入社.NTTマイクロシステムインテグ
レーション研究所等を経て,2005年4月より成城大学社会イノ
ベーション学部勤務.
17:45-18:00 <SIT09-1-8>
(総合討論とまとめ)
「ジオセントリックとエゴ セントリック・マッピング」
有川正俊(東大 CSIS)
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有川 正俊(ARIKAWA, Masatoshi)
(新しいオフィースの住所)
東京大学 空間情報科学研究センター 助教授
柏キャンパス 総合研究棟422号室
千葉県柏市柏の葉5-1-5(〒277-8568)
TEL.(直通)04-7136-4305,(代表)04-7136-4291 #内線64305,65755
FAX. 04-7136-4292
Email. arikawa@xxxxxxxxxxxxxxxxxx
WWW. http://www.csis.u-tokyo.ac.jp/~arikawa/
http://www.s-it.org/
#3/14-17に柏キャンパスに引っ越ししました