
技術報告セッションのご案内
講演セッション:3月1日(木)8:30〜12:30
デモ・展示セッション:2月28日,3月1日
昨年の好評を受けまして,DEWS2007でも引き続き技術報告セッションを行うこととなりました.技術報告セッションでは日本のデータベース関連企業の方々にデータベース関連製品や最新技術に関する講演および デモンストレーションをしていただきます。7社が協賛及び講演いたします。最新データベース関連製品,最新技術紹介のほか,現場において現在必要とされる技術は何かなど,産学連携の必要性が叫ばれる近年において大変興味深い講演となる模様です。また本セッションでは4社がインタラクティブセッションにも参加し,デモお よびパネル展示コーナーを設置いたします.講演だけでは聞くことのできなかった踏み込んだ議論をお楽しみいただけます.研究の ネタがころがっている現場の声が聞けるほか、学生の皆様は日ごろなじみの薄い企業の技術者の生の声を聞けるチャンスです.皆様是非ふるってご参加ください.
| 開催日 |
2007年2月28日,3月1日(ワークショップ1,2日目) |
| 会場 |
講演会場: C会場+D会場
デモ・パネル展示会場: I会場(インタラクティブセッション会場内) |
| 講演予定 |
一社に付き質疑応答込みで35分の講演です。以下の6社が講演致します。 各社ともデータベース関連の最新技術および最新製品情報についての興味深い 講演を予定しております。奮ってご参加ください。
グーグル株式会社,日本アイ・ビー・エム株式会社,日立製作所ソフトウェア事業部,富士通株式会社,マイクロソフト株式会社,株式会社東芝,株式会社リコー(以上 社名アルファベット順) |
| デモ展示 |
インタラクティブセッション会場(I会場)内にて各社の展示・デモンストレーションコーナーを以下の時間帯にオープン致します。講演ではできなかった質問や議論を交わしたり、実際にデモンストレーションを体験できます。
- 2月28日 13:00 - 16:40
- 3月 1日 8:30 - 12:30
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セッション1 (8:30〜10:15)
座長:天笠俊之(筑波大)
- 8:30 - 10:15 東芝ソリューション株式会社
- 講演者:齋藤 稔氏
- 講演タイトル:
- XMLデータベース TX1 が実現するエンタープライズクラスの情報検索
- 講演要旨:
柔軟なデータ構造が採れるXMLは、インターネット上で交換・蓄積されるデータの形式として、さまざまな領域で活用が進んでいます。当社では、独自の高速化技術により、テラバイト級の大量データでも高速検索できるXMLデータベース「TX1」を開発しました。TX1は、その特長を活かし、エンタープライズクラスの情報検索システムのエンジンとして、その適用分野を広げています。ここでは、TX1の特長と情報検索システムとしての実際の適用例をご紹介します。
- 9:05 - 9:40 富士通株式会社
- 講演者:松浦正卓 氏
- 講演タイトル:
- Shunsaku Engine−情報爆発時代への富士通の取組−
- 講演要旨:
Shunsakuは,XMLに代表される半構造データをあるがまま=AsI
sに取り扱うべく,九州大学の有川節夫先生と研究グループの成果であるパタ
ーンマッチングエンジン・SIGMAをコアに,富士通が1993年から実装
と改良を続けてきた,純国産のテキスト型データベースエンジンである.現在
も,文部科学省科学研究費補助金・特定領域研究「情報爆発時代に向けた新し
いIT基盤技術の研究」等を舞台に,アルゴリズムそのものを含む更なる深耕
を推進中である.
加えて2006年12月には,ソフトウェア・ハードウェアを一体化した専用
機・ShunsakuEngineを正式に発表した.
今回発表では,コアアルゴリズムと実装要点,専用ハードウェア開発に至った
経緯と今後発展方向性等を,概説申し上げる.
- 9:40 - 10:15 日本アイ・ビー・エム株式会社
- 講演者:菅原香代子氏
- 講演タイトル:
- インフォメーション・オンデマンド
- 講演要旨:
テクノロジーの世界だけではなく、一般社会においても今ほど情報の価値に注目が集まっている時代はないでしょう。企業においても、社内システムの構築開始以来、数十年にわたって膨大な情報がさまざまなシステム内に構築されてきました。ただし、残念ながら各システムはサイロになっており、システム間で情報が自由に利用できていないのが現状です。インフォメーション・オンデマンド (IOD) とは、本来はアプリケーションと密接に結びついたデータを切り離して、任意のアプリケーションが必要に応じて適切なデータにアクセスできる環境を実現しようとする考え方です。またそれを実現するためのミドルウェア製品やソリューションを含んだ体系も指します。
- 10:15 - 10:30 株式会社ビーコンIT
- 講演者:水原 正氏
- 講演タイトル:
- 国産ETLツールWaha! Transformerのデータ加工技術解説
- 講演要旨:
ETLツールとは、データのExtract、Transform、Loadingをノンプログラミングで
行うツールで、今日の企業におけるデータベースシステム開発に無くてはならな
いものです。
Waha! Transformerは純国産のETLツールで、基本的には企業向けのソフトウ
ェアですが、コンシュマー向けには実験的にソースネクスト社から「ズバリ自動
化」として商品化もされました。
セッションでは、ETLの必要性、国産ETLならではのデータ加工技術を解説します。
ューションを含んだ体系も指します。
セッション2 (10:40〜12:25)
座長:渡辺知恵美(お茶大)
- 10:40 - 11:15 株式会社リコー
- 講演者:石井 英毅 氏
- 講演タイトル:
- MPMeisterを使った新しいソリューションの提案
- 講演要旨:
MPMeisterは、株式会社リコーが開発・販売を行っている、動画とスライドを統合したマルチメディアコンテンツを簡単に作成するソフトウェアであり、DEWSでも2003年のワークショップから論文発表のデジタル化に利用されている。マルチメディアコンテンツは、エンターテイメント分野では早くから活用が進んでいたが、近年のインフラの整備に伴い、e-learningなどを中心としてビジネス分野でも活用されるようになってきた。コンテンツの収録から生成については、MPMeisterを使うことで簡単に行えるようになったが、マルチメディア情報の本格的な普及のためには、ビデオカメラやマイクなどの機材の設置、撮影要員の確保、公開のための作業の手間など、収録の準備から公開に渡るソフトウェア以外の課題も解決する必要がある。
今回の技術発表では、これらの課題を解決する、MPMeisterを使った新しいソリューションについて提案する。
- 11:15 - 11:50 グーグル株式会社
- 講演者:工藤拓 氏
- 講演タイトル:
- Googleを支える大規模分散システム
- 講演要旨:
- Googleが提供するサービスの実現には、大量の構造化データを安全かつ効率良く格納し高速にアクセスするための大規模な分散データベースシステムが必要とされる。例えば Google Earth は、衛星写真のみならずそれらに関連する地図や店舗といった情報を構造化データとして管理しなければならない。
本講演では我々が構築してきたスケーラブルなシステム基盤について述べる。まず、データセンタ設計上の課題と我々の取り組みについて説明する。続いて、大規模分散データベースシステムBigtableを中心にGoogleの基盤技術を述べる。最後に大量のデータを活用したアプリケーションをいくつか紹介する。
- 11:50 -12:25 株式会社日立製作所ソフトウェア事業部
- 講演者:加藤大受氏
- 講演タイトル:
- 日本語全文検索・別名検索など柔軟な検索機能を実現する組み込みデータベース『Entier』
- 講演要旨:
カーナビゲーションシステム、携帯電話、情報家電、産業機器などの組み込みシステムは多機能化・高機能化しており,組み込みソフトウェアが扱うデータ量も多様化・増大化しています。激しさを増す競争の中で,より早期に高品質の組み込みシステムを提供していくには,短期間でのソフトウェア開発と高い信頼性が必須となっています。日立製作所では,開発技術者のコアアプリケーションへの集約によるソフトウェア開発の生産性の向上を可能とし,軽量,高速,高機能,SQL言語インターフェースを持つ組み込みシステムで利用できるリレーショナルデータベース『Entier』を提供し、複雑化した組み込みシステムへの柔軟な検索機能として日本語全文検索機能、別名検索機能、インクリメンタルサーチ機能、空間検機能を実現しております。これらの組み込みデータベース『Entier』の柔軟な検索機能についてご説明します。